NOTE
ステアリング張替
前から薄々感じていたのですが…
徐々に純正のステアリングの劣化が!!
社外に交換という事も出来るのですがやっぱ電話スイッチの付いてるのが…
ということで自分で張替えてみようと思います。
でも…
いくら劣化しているとはいえ今まで使っていた物はまだまだ程度が良くさすがに勿体ないのでストック号に付いていたハンドルを使って張替えていきたいと思います!!
全体的に薄汚れていて擦れや剥がれがあります(写真左)
更には一部分が完全に破れてしまっています(写真右)
全くやった事のないことで挫折しない程度に頑張っていきたいと思いますが先ずは…
練習用の分を含め色々と材料を購入!!(写真左)
そして端切れの革を使ってハンドルのステッチの練習!!
一般的なステアリングに使用されているクロスステッチ(写真中)とベースボールステッチ(写真右)
ソアラの純正ステアリングはベースボールステッチですのでこちらでやっていきたいと思います。
いささか不安はありますが準備は整いました!!!
いつもの事ですが裏のカバーとか外せるものは全て外します(写真左)
糸を切りながら革を剥がしていきます(写真中)
至る所に接着剤が付いていて行く手を阻みますがひたすら根気よく最後まで剥がしていきます(写真右)
何とか綺麗に今まで使っていた革が剥がせました!!
革を剥がしきった純正ステアリング。一回り細く中は青いんですね~(写真左)
剥がした表皮です表はボロボロでも… (写真中)
裏側はまだまだ革の質感を保っていました(写真右)
流石!!本革!!といった所でしょうか??
元々、型紙の起こし方なんて解らないので剥がした元の革で型を取ります(写真左)
型紙ができたらそれを新しい革に転写します(写真中)
そして材料の切り出し!!!(写真右)
このままいきなり縫製という訳にはいかないので…
革と革を繋ぐ部分は厚くなってしまうので厚みが出ないように薄くします(写真左)
ステッチを入れるところに下穴を開けていきます(写真中)
かなり根気のいる作業ですがひたすら開けていきます(写真右)
張替える革の準備はできましたがその前に…
革の内側にはクッション材と思われる物が巻かれていました(赤丸)が革と一緒に剥がれてしまったのでそのまま撤去しました(写真左)
その為、代わりになりそうなクッション材を用意(写真中)
それを芯だけとなっているステアリング全体に巻き付けていきます(写真右)
若干柔らかいような気がしますが多分大丈夫でしょう!!!
早速、縫製に入っていきたいと思います。
先ほど薄くした部分を繋ぎ合せていきます(写真左)
一つの輪っかにしたらステアリングに被せます(写真中)
後は針2本を使ってひたすらステッチを縫っていきます(写真右)
実はここで位置のズレと繋ぎ合せた部分の左右のズレと段差が酷くて気になるので、ここで最初からやり直すことに…(-_-;)
気を取り直して2週目。かなりいい感じに仕上がってきました!!(写真左)
そしてステッチ縫い完了!!(写真中)
このままでも十分に素敵ですが皺が気になるので温めて皺を取って行きます(写真右)
そしていよいよ完成!!!
感 想
失敗した時はどうなるかと思いましたが…
2回目の方が上手く縫えたので結果オーライかなと。。
若干の課題は残りましたが、個人的には満足な出来になったと思います。
作業日:2013.9月
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