NOTE

ピラーとか補修



かなりの確率で劣化してしまっている…

フロントのピラーカバーの先端部分。

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どうしても紫外線や熱害を受けやすい部分だけに気を付けていても結構劣化が!!

当然のことですが部品も欠品との事。
このままでもですがせっかくですので自力で補修してみたいと思います。

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革で色んな物を作るようになってからちょこっと気になっていた「アドカラー」
元はレザーリペア用の材料ですがきっと塩ビにもという事でこれを使って補修していこうと思います。
材料構成はベースとトナー(色)でベースで凹みを均して平らにしたらその上にトナーで着色するとかなりシンプルですが…
セットの中には懐かしいパレットが!!!なんとなくですが色合わせがかなり大変そうです。

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何をおいても先ずは綺麗に掃除して良く脱脂します(写真左)
表皮が欠損している部分にベースを奥まで入るようにしっかりとヘラで押し込みながら塗っていきます(写真中)
あまり厚付してしまうと表皮の模様が消えていまうのでほどほどでこんな感じにベースを塗りました(写真右)

ベースを塗った感じは乾くと予想以上に痩せてしまうので何度となく薄付しながら塗り重ねていく感じ…

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何色か近似色を出して混ぜながら調色していきます(写真左)
微妙に色が違う所が塗った所なので周辺に合わせて色をぼかしていきます(写真中)
でもって完成。よくよく見ると補修跡が見えますがこれなら大丈夫な範囲かなと(写真右)

同じ材料を使って他も色々やってみました!!!

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同じ時期に丁度みんみんさんに頼まれたダッシュボードの修理。
メインは裏側でしたが表皮も一部分がめくれてしまっています(写真左)
ピラーの時と違って細かいクラックが入ってしまっているのでこれ以上割れないように小さい穴を開けます(写真中)
めくれている部分よりも広範囲に浮いてしまってるので中にベースを押し込んで接着していきます(写真右)

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めくれていた部分も接着し周りをベースで埋めていきます(写真左)
そして例の如く調色して色を入れていきます(写真中)
そして完成!!ダッシュの場合、下地が厚い分どうしても補修跡が…(写真右)

もう少し広範囲で補修を掛ければと思いますが他の部分はまだ非常に綺麗ですので今回はこの部分のみの補修としました。

もう少し上手になったらもう一回補修させて頂きたいと思います。

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最後にストックしているノーマル内装のパネル。
定番かと思いますが運転席側のスイッチパネル周辺の部分が割れてしまっています。

こちらも同じようにアドカラーを使って…

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ある程度予想していましたがこちらも下地が柔らかく厚いため若干ですが補修跡が出てしまっています。
あまり目立たない所なのでこれでOKとしましたがダッシュと言い課題が残りました。

感 想


いつかソアラのシートも…
とか思っていたかは謎ですが革つながりでピラー等の表皮を治してみました。

感想としては下地が薄くベースが吸い込みにくい物は比較的綺麗に治るのではないかと
ダッシュやドアなども治したばかりはいいのですがもう少し広範囲で治さないと痕が出てしまいます。
もう少し色んなもので練習して再度チャレンジしたいと思います。

作業日:2014.2~3月某日


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