NOTE

バフ掛けその後



インテープパイプから始まったソアラのエンジンパーツのバフ掛け。


まだまだ終わることを知らずに着々とエンジンルーム内をピカピカにしているのですが…


写真が微妙で申し訳ありません…

ただ磨いただけなので水が掛かってしまったりすると白濁した錆が発生(写真左)
更にはアルミパーツはすぐに酸化が始まってしまうので暫くするとだんだんと白っぽく磨いたころの艶々度合いは消えていってしまいます(写真右)

これを防ぐ方法としては

① 表面をアルマイト処理
② クリア-などの塗料で塗装
③ コーティング剤などでコーティング
④ 曇る前にひたすら磨きまくる
⑤ いっそのこともう一度ペーパーを当て、ヘアライン仕上に…

ぐらいかなと…

現状で自分にできそうなのは②か③かと(④は既に3日毎やっていたりします)思いますので試しにあまり目立たない物を使ってやっててみたいと思います。


ということで!!

アルミ製のタワーバーの取付部分を使って色々とやっていきたいと思います!!

先ずはバフ掛け直後。磨いた後の独特の艶があります(写真左)
しっかりと脱脂、鉄粉除去後、密着性を上げるためプライマー塗装。もう少し綺麗になるかと思いましたがやはり曇った感じとなってしまいました。しかも場所によっては綺麗な部分があったりするので下地の状況にも左右されるみたいです(写真右)
これでは上塗りをしても更に曇ってしまいそう…
プライマー抜きで2液ウレタンでしたら多分大丈夫かと思いますがそれでは今度、密着性が弱くなり少しの衝撃で剥がれる恐れが…

塗装はなんとなく失敗しそうなのでここまでにして、もう一つの案のコーティングの方を試していきたいと思います。

コーティングは大きく分けて2つの種類があって高分子化合物を塗るポリマーコーティングとガラス被膜を作るガラスコーティングがあるのですが今回はポリマータイプのコーティング剤を使いたいと思います。

深い理由は特にありませんが施工が楽ということと効果持続期間が短いので万が一失敗してもやり直しがききそうなのでこちらにしてみました!!


例の如くタワーバーで実験。

下処理(プライマー撤去→バフ掛け→脱脂&鉄粉取り)後、コーティング剤を塗付(写真左)
そして取説に従ってふき取り。これだけで完了!!(写真右)

元々からかコーティングのおかげなのかいい感じに艶々です!!


予想以上にやった感がなかったので外してきたエンジンパーツも同じように下地処理後コーティングを施工(写真左)
更に一番苦労したサージタンク&インマニも手の届く範囲で下地処理→コーティングの順で施工(写真中)
勿論!!今まで磨いてきたものはとりあえず施工してみました!!(写真右)

という事で

全国オフ前ということもあって最終的には…


こんな感じのエンジンルームとなりました!!

感 想



結論から言えば「バフを掛けたら最後までメンテナンスを!!」という事かと…

後日、色々と調べたのですが塗装の場合、溶剤分が抜けるときに小さなピンホールができるのですがそこからでも酸化は始まって白濁していくみたいです。これはガラスタイプのコーティングでも言えることで地金部分に被膜を作るのは非常に難しくやはり小さな隙間から酸化はしていくみたいです。

せめて磨くスパンを長くするためにコーティングまたはワックスを塗るといった感じでやった方がいいみたいです。

一応、変化は大きくなかったもののコーティング剤を塗ったところは若干ですが曇ってくるのが遅くなってきたような気が…
作業日:2012.8月


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